生徒や後輩がOutputできない時、本当に「Output」力が弱いのだろうか?

こんにちは。あぶどぅるです。

なんか、突然滝のような雨が降ったりと、おかしな天気ですね。

さて、本日は久しぶりに家庭教師関係の記事を書いてみたいと思います。
ただ、子どもだけでなく、何かを学ぶ(教える)ことに共通の内容化とは思います。

人が問題解決をする時、どのようなプロセスで行うか

 家庭教師のサイト等で、「親が言っても聞いてくれない」と書いてあることがままあります。
 ここで言う「聞けない」とは「言ったとおりの行動をとってくれない」という意味で、「聞く」と書いてあるのはあくまで言葉のアヤかと思いますが。

 実際のところ、「先生の言うことを聞いてない」とっかで言うのは本当に「聞いてない」のでしょうか?「聞いてるけど、スルーしている」「聞いて理解もしてるけど、自分の言葉で表現できていない」のではないでしょうか?

人の行動プロセスは「Input」「Process」「Output」の3つ

 以前にも書いた通り、人の行動プロセスは「Input」「Process」「Output」の3つに分けられます。

 各々、こんな感じですね。

  「Input」:情報を仕入れる。見る、聞く、など
  「Process」:仕入れた情報を加工する。「考える」とも言いますね。
  「Output」:考えた内容を出す。書いたり、口で説明したり、など

どのプロセスを改善すべきか

どこに問題があるか特定するのが肝要

 で。人の行動を見て課題を探すときは、このどこに問題があるかを注意して見極めることが大切です。
 算数の問題なら、

  ・文章題で、問題の意味を理解していない
  ・そもそも、知識が足りていない
   ⇒Inputの問題

  ・問題の意味は分かっているし、知識・経験はあるが、上手く組み合わせて解法を導けない
   ⇒Processの問題

  ・解法は思いついているが、うまく説明できない
  ・計算間違いをする
   ⇒Outputの問題

 という感じですね。
 ※計算間違いは、ProcessかOutputか微妙な線ですが、私は「自分の出力に自分が騙されるOutputの問題」と思っています。

 で、当然、どこに問題があるかによって、指導の内容も変わってきます。

特定するには、密なコミュニケーションが必要

 そして、この「どこに問題があるか」、非常にわかりづらいです。

 例えば、次は社会人の例で

  「この資料を3部印刷しといてね」と言ったのに30部印刷してきた

 といったケースがあります。この場合、

 ①Inputに問題があった(指示を受けた時点で30部と思い込んでいた)
 ②Processに問題があった(3部と指示されたが、多めにと思って30部印刷した)
 ③Outputに問題があった(3部印刷するつもりが、操作ミスで30部印刷してしまった)

 と、どのパターンもあり得ます。

 ですので、何か問題があった/生徒が問題を解けなかった時に、そこに課題があるのかを見極めるには、非常に密なコミュニケーションが必要です。

 上記の①~③の実際はどれだったのか、本人と信頼関係を築いた上で突き止める必要があります(責めるような口調になった時点で、まともなコミュニケーションは不可能ですしね)。

特に「Output」に注意

 よく仕事では、Outputが重要と言われます。それはその通りで、最終的にはOutputが必要です。ただ、ここで「Outputが悪い」からといって「Output力が弱い」かというとそうとは限りません。

 正確に分析すれば、最終的なOutputにたどり着くまでに、Input/Processの2つがあることをわすれてはいけません。

 Inputが弱いなら、「問題を読んだ段階で、問題の意味を確認してみる」
 Processが弱いなら、「解答を書く前に、口で説明させてみる」
 Outputが弱いなら、「教師が口で説明した内容を、整理だけして書かせてみる」

など、鍛え方も変わってきます。

最後に

まずは、3分割して注視してみよう

 会社の後輩でも、家庭教師の生徒でも、ご自身の子供でも。

 いろいろ書きましたが、まずは

  「Input」「Process」「Output」のどこに問題があるのかな?

 というのを掴むところから指導は始まるんじゃないかなと思っています。
 がむしゃらに最終Outputだけを追っても、成長に繋がり辛いことが多いので・・・。

では、本日はこのへんで。
 

最後まで読んで下さり、ありがとうございました。

あぶどぅる

現行業務の「改善点」はどのように洗い出すべきか?

ども、あぶどぅるです。

家を出るときにクーラーを切り忘れ、電気代のかさむ今日この頃。みなさん如何お過ごしでしょうか。

さて、前回の続き。
現状は課題として認識されていないものの、業務において「より改善できる点」を洗い出すにはどうすればよいでしょうか。

業務の「あるべき姿」とはどのようなものか?

全ての社員が「その人しかできないこと」をしている状態

 以前の記事にも書きましたが、組織が最も力を発揮している状態とは「各社員がその人しかできないこと」をしている状態だと考えています。それが「あるべき姿」だと考えます。

 逆に言うと、「現在の作業者よりも単価の低い人ができることをやっている」状態は無駄な状態といえます。

  • 部長ができることを社長がやっている
  • 課長のできることを部長がやっている
  • 主任のできる仕事を課長がやっている
  • バイトのできる仕事を正社員がやっている
  • 自動化できる仕事を(役職を問わず)社員がやっている

などですね。

あるべき姿になるための「改善点」はどのように洗い出すべきか?

では、そのような「非効率な業務」はどのように洗い出すのでしょう。

業務フローをベースに、各業務の必要性/担当妥当性を検討する

ベースとなるのはstep1で行った「現行業務の明確化」です。

キャプチャ

上記フローにて洗い出した業務各々について、

  • そもそも必要な業務だろうか
  • 必要なスキルは何か
  • そのスキルはだれが持っているか

を明確化します。

 意外に出てきますよ、「あれ、なんでこの仕事をこの人がやってるんだろう?」「そもそも、この仕事ってなんで存在するんだろう」ってこと。

 このような作業を経て、「不要な業務の削除」「担当業務の適正化(単価の正しい人にやらせる)」すべき点を洗い出します。

 正直、口で言うより遥かに大変な作業です。実際の業務は、上記フローよりも複雑に絡み合っていたり、暗黙知となっていることを掘り起こしたりしなければいけません。
 ただ、そこのミリミリした部分を避けると「本当に効果のある業務改善」はできなくなります。

 そして、ここまで終わると、あとは新しい「あるべき業務の姿」を描くフェーズですね。
 そこはまた次の記事で。本日はこのへんで。
 

最後まで読んで下さり、ありがとうございました。

あぶどぅる