ども、あぶどぅるです。
家を出るときにクーラーを切り忘れ、電気代のかさむ今日この頃。みなさん如何お過ごしでしょうか。
さて、前回の続き。
現状は課題として認識されていないものの、業務において「より改善できる点」を洗い出すにはどうすればよいでしょうか。
業務の「あるべき姿」とはどのようなものか?
全ての社員が「その人しかできないこと」をしている状態
以前の記事にも書きましたが、組織が最も力を発揮している状態とは「各社員がその人しかできないこと」をしている状態だと考えています。それが「あるべき姿」だと考えます。
逆に言うと、「現在の作業者よりも単価の低い人ができることをやっている」状態は無駄な状態といえます。
- 部長ができることを社長がやっている
- 課長のできることを部長がやっている
- 主任のできる仕事を課長がやっている
- バイトのできる仕事を正社員がやっている
- 自動化できる仕事を(役職を問わず)社員がやっている
などですね。
あるべき姿になるための「改善点」はどのように洗い出すべきか?
では、そのような「非効率な業務」はどのように洗い出すのでしょう。
業務フローをベースに、各業務の必要性/担当妥当性を検討する
ベースとなるのはstep1で行った「現行業務の明確化」です。
上記フローにて洗い出した業務各々について、
- そもそも必要な業務だろうか
- 必要なスキルは何か
- そのスキルはだれが持っているか
を明確化します。
意外に出てきますよ、「あれ、なんでこの仕事をこの人がやってるんだろう?」「そもそも、この仕事ってなんで存在するんだろう」ってこと。
このような作業を経て、「不要な業務の削除」「担当業務の適正化(単価の正しい人にやらせる)」すべき点を洗い出します。
正直、口で言うより遥かに大変な作業です。実際の業務は、上記フローよりも複雑に絡み合っていたり、暗黙知となっていることを掘り起こしたりしなければいけません。
ただ、そこのミリミリした部分を避けると「本当に効果のある業務改善」はできなくなります。
そして、ここまで終わると、あとは新しい「あるべき業務の姿」を描くフェーズですね。
そこはまた次の記事で。本日はこのへんで。
最後まで読んで下さり、ありがとうございました。
あぶどぅる
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