【連載】家庭教師の探し方・使い方⑥ 具体的な探し方その2 ~家庭教師マッチングサイト・掲示板~

【連載】家庭教師の探し方・使い方
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こんにちは、家庭教師 兼 株式会社ORA-Trio代表、杉本です。

さて、家庭教師の探し方・使い方第6回目。引き続き「家庭教師を探す具体的な方法」についてお話ししていきます。

今回は、「家庭教師マッチングサイト・掲示板」での家庭教師探しについてです。

第1回はこちら↓
【連載】家庭教師の探し方・使い方① あまり知られてない家庭教師というものを知ってもらいたい

家庭教師の探し方②~家庭教師マッチングサイト・掲示板~

マッチングサイトは、家庭教師側が自身の情報をサイトに登録しておき、その中からご家庭が希望する講師を選び連絡を取る、という形ですね。

また、家庭教師掲示板は「家庭教師募集」「生徒募集」の両方があります。

「家庭教師募集」掲示板は、ご家庭が希望する家庭教師の条件を掲示板に書き込み、家庭教師がそれを見て応募します。

逆に「生徒募集」掲示板は、家庭教師側が「このような生徒なら教えられる」といった情報や自己PRなどを書き込み、ご家庭がそれを見て依頼するという形ですね。

家庭教師とご家庭が実際にやり取りを開始するタイミングか、あるいは成約して正式に指導開始となったタイミングで、サイトや掲示板運営に一定の仲介料を支払う場合が多くなっています。

家庭教師マッチングサイト・掲示板のメリット

家庭教師マッチングサイト・掲示板のメリットは以下です。

  • 所属や学校、年令など条件による指導者の検索が容易
  • 個人でHPやSNS運用をしていない学生家庭教師などが登録しているケースが多く、またサイトへの料金も初回の仲介料以外は発生しない場合が多いため、指導料を安くすることができる

ご家庭自身が登録されている家庭教師から探すため、検索条件をしっかり指定できるサイトが多くなっています。所属している学校や年齢、性別、住所など、こだわりがある場合は候補者を絞りやすいですね。

また、フリーワード検索ができる場合も多いですので、過去の教え子の合格校などでも絞ることができます。


金額を抑えやすいというのもこの探し方の利点です。

マッチングサイトや募集掲示板を使う場合、サイトへの仲介料は最初一回限り(継続で時間報酬に含まれるのではない)ケースが多いです。

また、このようなマッチングサイト・掲示板は、他の探し方に比べて、学生家庭教師の先生の割合が多い傾向にあります。

さらに、(そもそもですが)前述の検索条件の中に「希望報酬」といった項目がある場合もありますので、そちらも活用できますね。


そのため、ある程度家庭教師にかける予算がある場合には、それを加味した探し方がしやすいと言えるでしょう。

家庭教師マッチングサイト・掲示板のデメリット

次に、デメリットです。

  • 指導者が登録するときのハードルが低く、どのような家庭教師かは他の探し方以上に会ってみるまでわからない
  • 個人契約のため、指導者に何か伝えづらい内容を伝えたいことがあるとき、直接連絡する必要がある

指導者が登録するとき、基本的には審査などはほぼありません。家庭教師センターなどであれば、登録時に面接や簡単な筆記試験などがある場合もありますが、それがないということですね。

そのため、会ってみるまでは登録内容の真偽や実態はわからないということです。

もちろん、「会ってみないとわからない」という側面は探し方に関わらずあります。

ただ、第三者によるチェック機能があまりないこの探し方の場合は、同じ「会ってみないとわからない」でもその振れ幅が広いということは想定しておきましょう。

また、何か伝えづらい点がある場合は直接ご家庭から家庭教師に伝える必要があります。

これは前回ご紹介した「家庭教師センター・個別」を活用するとき以外は全てにあてはまるのですが、何か要望がある場合や契約を終了するときなどに、ご家庭自身でコミュニケーションを取るということを認識しておきましょう。

次回は「家庭教師への直接依頼(HPやSNSなど)」について

今回もご覧いただき、ありがとうございました。

「具体的にどう探す?」シリーズはあと3回。次回は、「家庭教師への直接依頼(HPやSNSなど)」について解説します。社会人だったり、専業でやってらっしゃる先生が中心のお話になりますね。次回もどうぞよろしくお願いいたします。

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[追伸]
ご感想やご意見、ご家庭の体験談などいただけるととても嬉しいです!

いつもありがとうございます。

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