塾・家庭教師、信頼しても妄信はNG~セカンドオピニオンの勧め~

家庭教師
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こんにちは、あぶどぅるです。

中学受験のセカンドオピニオンサークルができたそうです

さて、本題。一緒にラジオをさせて頂いてるいたみつよし先生が、中学受験に関するセカンドオピニオンの提供サークルを立ち上げられました。以下のnoteページですね。

中受セカオピ(管理いたみたつよし)

同じく、一緒にWebラジオをさせて頂いているママサポ(チワワ)さんが「中学受験サロン」として運営されていたものを引き継がれた形になります。

指導者を妄信し過ぎず、是非ご家庭に行ってほしいこと

というわけで、本日は上記に関連して「指導者を妄信せず、ご家庭にしてほしいこと」について書いてみます。

お医者さんにかかる時や、会社で取引先さんについて考える時などは当たり前のことでも、「子どもの教育」となると意外に盲点になっていたりすることもあるかな、と思いますので、改めて考えるきっかけになればと思います。
※「考えを変える」という意味ではなく「再度確認する」という意味ですね

「子の情報を最も持っているのはご家庭自身」という認識を持つ

さて、1点目。「指導者は全てを見通しているはずだから、全面的に任せる」と放置しないでくださいね、ということです。これは「先生にお任せします(俺はしらん)」という丸投げ的なタイプだけでなく、「いえいえ、先生に全面的にお任せします(保護者が意見を挟むなんてとんでもない)」というタイプもですね。これは、個人的には避けてほしいコミュニケーションです。

上記は、医者に例えるなら「自覚症状を自分が言うなんてとんでもない。診てくだされば先生の意見を受け入れます」と言う様なものです。そいつは、お医者さんにとっても無茶振り以外の何物でもないでしょう。別の例えをするなら、システムベンダーに「うちの会社の説明や要件定義はしないが、システムを作れ。」と言う様なものですね。

もちろん、塾も指導者はご家庭から情報を引き出し、問題点を明確化し、対策を立てる術には長けているとは思います。他の子を通じての経験や知見も蓄えていると思います。それを駆使して、能動的に「子にとって何が良いか」を考えるのは間違いないでしょう。

ただ、「目の前のその子」は「指導者がこれまで見てきた子」とは別の相手です。相手が違えば、必要な指導も異なります。そして「ご子息/ご息女の生まれてからこれまで」「直近一週間の子の様子」を一番見ているのはやはり親御様であり、その情報は「これからどうするか」を検討する上で非常に重要な要素となります。指導者の気づいていない異変や違和感にもいち早く気付かれることでしょう。

ですので、指導者に丸投げするのでもなく、また疑いなく妄信するのでもなく。信頼した上で、必要な疑問や相談はぶつけられる状態を築かれるのが良いと考えます。

他の塾や指導者の話も聞いてみる(セカンドオピニオン)

上記の通り、もし塾や指導者のやり方について疑問が生じた時にはまず指導者に相談してほしいなと思います。その上で、もし納得いく説明が得られなかったりする場合は、他の指導者に相談してみるのが良いかと考えています。

指導内容に疑問を持ったり、他の人に相談するということは、子どもにご家庭の方針と合った最善(少なくともそう思える)手を打つための当然の手であり、相手に対する否定や失礼にはあたらないと考えます。「良し/悪し」や「優/劣」という話とは別に「合う/合わない」もありますので・・・。

お医者さんでもセカンドオピニオンは今や当たりまえ。ビジネスの世界でも、相見積もりやコンペは珍しいことではないでしょう(あくまで例えで、安い方が良いという意味ではありません)

これは指導に関することに限らないのですが、私は何か考え方において「先入観」というものを排除するのは難しいと考えています。どうしても、ものの考え方は回りの声や近しい人の意見に影響をされがちです。

であれば。どうせ先入観を排除できないのであれば「様々な考えを吸収して、均等に先入観を持った上で、自分で考える」というのが良いのではないかと考えます。少し乱暴ではありますが、ある意見について迷ったら、他の意見を聞くことで、とりあえずニュートラルな状態に戻せばいいですよね、ということです。

実際に指導者自体をころころ超えたり転塾を繰り返したりするのは、子どもにも大きな負担がかかりますので、まずや親御様だけで情報交換や相談をしてみるのが良いかと思います。それは決して「裏切り」や「相手の否定」ではありませんし、変な気遣いや義理立ての必要はないかと思います。

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といったところで、本日はここまで。

まあ簡単に言うと「自身で考えることを止めないようにしましょう」「『聞きたいことは聞く』『相談したいことは相談する』とシンプルに考えましょう」というところですね。

「塾や指導者を信頼する」ことと「それに対して意見する」ことは決して矛盾しませんので。

では。最後までご覧頂き、ありがとうございました!

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