こんにちは、家庭教師 兼 株式会社ORA-Trio代表、杉本です。
さて、家庭教師の探し方・使い方。第4回目のテーマは「家庭教師を検討する前の課題整理が難しい場合の考え方」です。
第1回はこちら↓
【連載】家庭教師の探し方・使い方① あまり知られてない家庭教師というものを知ってもらいたい
前回の記事で
家庭教師を検討するときには、まず「なぜ家庭教師を検討するのか」をご家庭で考えてほしい
とお話ししました。その続きですね。
「うちでは課題の整理なんてできない」と心配されるご家庭もあるかと思います。そのようなときの考え方についてお話しします。
「課題が整理し切れた」とならくても心配は不要!
まず、前提としてお話ししたいのが『課題が整理し切れた』ということは、そうそうないということです。
前回の記事でお話ししたように、ご家庭として課題を検討していただけたとします。ただ、その更なる原因を探っていくとより根本的な課題が見えてきます。
例えば
「やるべきことはわかっているがやることが多く週のスケジュールが回らない」と、課題が整理できた!
↓
実は2週で良い演習の繰り返しを3周やっていたことが原因
↓
実は塾の授業中にしっかり聞いていなかった・・・
といった具合ですね。
逆に言うと、はっきりと「課題が整理できた/できなかった」と判別できるものではなく、解決に向けてより深く検討を進めていくものなのですね。
そのため、「うちでは課題整理は難しい」悩む必要はありません。「とりあえず、できるところまで」で大丈夫なのです!!
とりあえず「うちで考えたのはここまで」と胸を張りましょう。
「課題の検討が不十分」と思われたら・・・?
ご家庭で検討し、その上で「何が課題かわからない」とご家庭が考えられたときにはどうすれば良いか。
その答えはシンプルです。「課題の整理からお願いしたい」というのを、家庭教師の依頼にすればよいのです。
「とりあえずは現状はこんな状況で、どこが問題かわからないからその整理からお願いしたい」と、家庭教師を探すときに話せば大丈夫です。そして、それが可能な家庭教師を探せばよいのです。
実際に、私に依頼をいただく際も、「うちの課題はこれなので、これをしてほしい」と具体的に指示いただくことは非常に稀です。というか、過去におそらく1件しかありません。
家庭教師でも塾でもそうですが、学科以外の部分でも外部の専門家を頼るのは決して悪いことではありません。そこに負い目を感じる必要はありません。
もちろん、ご家庭の事情やお子さんの性格など、ご家庭の方が圧倒的に詳しい内容もたくさんあります。そのため、お互いに情報を共有しながら、相談するのが一番良い進め方だと考えます。
具体的にどう探していく?
次回からは、具体的なツールや探し方のコツについてお話ししたいと思います。
それではまた!
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[追伸]
ご感想やご意見、ご家庭の体験談、あと拡散などもいただけると、継続のモチベーションになります。ぜひお願いします!!
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