「わかった」「できる」「テストで取れる」の違いと必要な力~サピックス5年生向け新サービスのご紹介~

家庭教師
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こんにちは、杉本啓太@学び処あぶどぅるです。

ご無沙汰しています。

早くも10月となり、今年ももうあと3か月。
過去問演習も熱を帯びてくる今日この頃、皆さまいかがお過ごしでしょうか。

私は変わらず、指導に育児にと忙しく過ごしております。

夏休み明け恒例の人間ドックは今年も大きな問題はなかったので、また頑張って教え子をサポートしていけます。丈夫な体に生んでくれた親に感謝ですね!

新サービス「マンスリー(サピックス小5算数)準備サポート」はじめました

さて、すみません。本日も宣伝の記事です。
今年は模試分析&学習サポートサービスをスタートし活用いただいた方々にはご好評いただいているのですが、このたびもう一つサービスを作成、開始しました。

サービス名は「マンスリー(サピックス小5算数)準備サポート」、サピ5年生向けのマンスリー準備の学習サポートとなっています。

具体的には

  1. マンスリーと同形式のテスト、解答
  2. 全問題の解説動画
  3. 個別メール質問権

のセットです。

詳細な内容はこちらの紹介ページからご覧ください。

「わかった」から「できる」、そして「テストで取れる」へ

さて、ここからはちょっとこのサービスを作った想いというか、きっかけについてお話ししたいと思います。

結論から言うと、「非常に教材をやりこんでいるけれどテストで点が取れない」「こんなにやってるけど本番ではできない」という子に「実戦力」をつけてもらいたい、というのがスタートです。

テストで点数を取るためには、いくつか段階があります。

まず個々の単元を理解するのは当然必要です。この時点で同じ教材のやりこみ不足や理解不足(解法丸覚えなど)を起こしていることは確かにあります。ただ、実戦で点数を取るためにはそれに加えて「テストの場で、目の前の問題と自分の中の知識や経験を結び付ける力」が必要だと考えています。

音楽なら、1フレーズずつの練習ではなく、通し練習が
システム開発で言うなら結合テストが
野球なら個人ノックだけでなく、紅白戦による実戦形式の練習などが

必要となる、そんなイメージです。

そしてその「結び付ける力」は、週単位の小テスト、月ごとのテスト、範囲のない実力テストと、テスト範囲が広くなるにしたがってより大きなものが要求されます。

単元ごとの教材を非常にやりこんでいてその時はできる、週ごとの確認テストならできる、でも「マンスリーだと取れない」という子は、この力が弱い場合があります。

そのような子に「中くらいの範囲のテスト」として、「結び付ける力を鍛える」のに活用してもらえたらと思い、本サービスを作成いたしました。

「ひたすらやりこみ」だけでなく「実戦での力」の意識を

本サービスは、的中による点数アップを狙ったいわゆる「予想問題」ではありませんので、その点だけはご注意ください。あくまで、実戦力向上のサポート教材という意図で作成いたしました。

また、解説動画やワンポイントアドバイスでは「ミスをしづらい書き方」などこちらもテストの現場で活かせる細かいコツなどを盛り込み、普段の指導と同様「理解はしてる」だけではなく、結果につながる内容になるよう頑張ってみました。

「うちの子はこれだけ勉強してるのにテストではなぜできないんだろう?」という親御さんはいらっしゃると思います。

この言葉をただの嘆き節にするのではなく、その「なぜ」という言葉の通り、原因究明を進めていくのが大切です。

その原因究明の一助になれると、うれしく思います。

それでは!

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