こんにちは、家庭教師 兼 株式会社ORA-Trio代表、杉本です。
家庭教師の探し方・使い方第7回目、今回は、「指導者への直接依頼(HPやSNSなど)」での家庭教師探しについてお話しします。
私自身が、現在もっとも多く依頼をお受けしている形ですね。
家庭教師の探し方の中で、最も書きたかったポイントでもあります。
第1回はこちら↓
【連載】家庭教師の探し方・使い方① あまり知られてない家庭教師というものを知ってもらいたい
家庭教師の探し方②~指導者への直接依頼(HPやSNSなど)~
自分のホームページやSNSなどを持っている指導者に依頼するケースです。社会人家庭教師や、専業で活動している先生が多いかと思います。
コンタクトを取ったり契約をしたりする際、間にサービスや会社を挟まないという意味ではご家庭の負担も責任も大きい探し方です。ただし、逆に制約も小さいという面もあります。
良くも悪くも探すご家庭の動き次第となる、ハイリスク・ハイリターンな探し方と言えるかもしれません。
指導者への直接依頼のメリット
指導者への直接依頼のメリットは以下です。
「家庭教師について多くの情報を集めるすべがある」というのが最大のメリットだと考えています。
HPに書いてある内容から、指導についての考え方や事例などについて知ることができることは多いでしょう。またSNSからは、指導以外の活動や趣味について知ることができますし、他の人とのコミュニケーションや発言などから素の性格・人となりを感じることもできます。いずれにしても「この人に子どもを預けても良いか」を判断する上で、より生々しい印象を感じられるでしょう。
さらに、SNSなどでは長期間にわたって家庭教師を観察することができます。ある一つの発言や準備されたホームページからの印象だけではなく、ある程度の期間の発言や様子を見続けることで、その家庭教師についての理解を深めることができます。友人関係で、長期間付き合うことで「その人が信頼しうる相手か」が見えてくるのと同じですね。
依頼したり直接会ったりする前には、お問い合わせフォームやメッセージツールで、連絡を取ることができる場合も多いです。この時にも、メッセージの受け答えや内容から、相手を見極めることができるでしょう。
総じて、情報やコンタクト方法がオープンになっており、情報収集の手段が豊富であるというのが、お子様に合う指導者かどうかを見極める上で最大の利点です。
指導者への直接依頼のデメリット
指導者への直接依頼のデメリットは以下です。
メリットで「情報収集の手段が豊富である」と書きましたが、これがそのままデメリットとなり得ます。
判断材料が豊富である反面、人やサービスが判断してくれないため、ご家庭が全責任を持って「うちの子にとって良い指導者か?」を見極める必要があります。
納得できる判断を下すためには、時間も手間もかかりますし、指導者を見る目が問われるということです。
また、家庭教師に対して何か伝えたいとき、ご家庭から直接伝える必要がるというのも負担になる点ではあるでしょう。(これは家庭教師センターなどを使うとき以外は共通のデメリットですが)
まとめると・・・
簡単に言うと、オートではなくマニュアル。
細かい検討もコミュニケーションも、制約なくご家庭の自由にできる、というのがこの探し方の特徴です。
とはいえ、自由度が高すぎると不安も大きくなりますよね。
実際に探すときの「自由に探せることの活かし方/探す際のポイント」については今後の記事で書いていきますので、ぜひそちらもご覧ください。
次回は「友人、親戚など知人からの紹介」について
今回もご覧いただき、ありがとうございました。
「具体的にどう探す?」シリーズはあと2回。
次回は最後の探し方「友人、親戚など知人からの紹介」について解説します。
次回もどうぞよろしくお願いいたします。
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[追伸]
ご感想やご意見、ご家庭の体験談などいただけるととても嬉しいです。よろしくお願いします!
それではまた!
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