子どもが「自分で考える力」をつけるためのコミュニケーションとは?

「『なんで?』って言われたときに、『否定された』と取ってしまう子供が多い」
そんな記事を見て、少し思うところがあり、今日はこんなタイトルで記事を書いてみようと思います。

なぜ「なんで?」を「否定された」と認識してしまうのか?

これについては、直接的な理由は

 ものを考える「癖」がついていないから

だと考えています。
そして、そうなってしまった根本の原因は

 「なんで?」を否定語として使う大人がいるから

と思っています。
身も蓋もありませんが、人間、そうそう理由なく癖や反応など身に付きません。

両親、幼稚園や学校の先生など周囲の大人が「なんで(#^ω^)?」という感じで、「相手の否定」の意で「なぜ?」を使用していまっている環境に起因していると考えています。

なぜ「ものを考える『癖』がつかない」か?

では、なぜ「なんで?」を否定語として使う大人がいると、ものを考える癖がつかないか。

もう少し、そのメカニズムというか「考え方」について噛み砕いてみたいと思います

頭脳労働は「Input」「Process」「Output」の3工程

頭脳労働は、一般的に「Input」「Process」「Output」の3工程に分かれます

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Input:外部からの知識の習得(例:質問や読書など)
Process:Inputや既存知識の合成/加工により新しいものを生み出す(≒「考える」こと)
Output:考えを発信する(例:書いたり、言葉で発したり)

そしてこのうち、「自分の中に新しい考えや知識を蓄える」行動は「Input」「Process」の2つとなります。

「Input」に慣れると、考える癖がつかない

このうち、「Input」に慣れ過ぎると「何かわからない時は、Inputするものなのだ」という考えになってしまいます。

具体的には、

  • 親御さんの「わからなかったら聞きなさい」という言葉
  • 先生の、生徒が止まっていたらすぐに「教えて」しまう行動

 

等により、この癖はついてしまいます。
※というか、僕もかなりこの癖は染み付いており、学生時代~社会人初期は苦労しました。

尋ねられると「あ、自分は間違ってるんだ」と思ってしまう状態も、「Process」の存在を認識しておらず、「自分は相手からInputする立場である」という前提を持っているから。

尋ねられる=何か不整合・不具合がある
(「Process」を説明する、という認識が無い)

と認識することから発生しています。

「自分で考える癖」を付けるにはどうすればよいか?

では逆に、どうやれば「自分で考える」癖をつけて、「なぜ?」に対してきちんと受け答えできるようになるでしょうか。

まずは「なぜ?」を否定語として使わないようにする

まあ、単純ですが。人の周辺環境全てをコントロールするのは難しいですが、「自分だけでも」からが大切かと考えます。

個人的には、「なぜ?」は純粋な質問語として使用するのが良いかと考えています。
否定するなら否定する(≒叱るなら叱る)で、「私はこう思う」とストレートに言うのが良いかと。

ただ、既に「否定語」として「なぜ?」を認識している場合はどうしましょう。
※僕が家庭教師させて頂いている子でも、そういう子はいました。

その場合、「なぜ?」という際に「肯定しているよ!!」「これは純粋な疑問だよ!!」というのを全力で押し出していくことにしています。
具体的には

  • 「おっ、なるほど。ちなみに、なんでそうなった?」
  • 「ふむ、理由は?いや、俺もまだわかってないねんけどね(=ω=)」

 

といった感じですね。

正直、信用を失わない程度に「俺も一緒に考えてるんだけどね」とある意味「馬鹿なフリ」をするのも良いかと思っています。

先生から「質問」し、そして「待つ」

あとは、その機会を増やすことですね。

そして、「待つ」こと。これが大切です。

先ほど書いた

  • 親御さんの「わからなかったら聞きなさい」という言葉
  • 先生の、生徒が止まっていたらすぐに「教えて」しまう行動

 

という行動も、時間の効率化・焦りに起因する行動じゃないかなーと自分は思っています。

「スピードは後からついてくる」と考え、じっくり考えさせること、考える時間を取ることが大切ですね。
家庭教師であれば、(親御さんの理解を得たうえで)「何か教えなきゃ」という気持ちをぐっと抑え、生徒の頭を使わせること(InputではなくProcessさせること)。

それが筋トレとなり、その後の「考える力」の習得に繋がってくるんじゃないかと思っています。

 

 

 

では、本日はこのへんで。
ちょっと私は喉を傷めてるのですが、皆さんんも体にはお気をつけて。

最後まで読んで下さり、ありがとうございました。

あぶどぅる

就活で「他社の就職活動」を聞かれたらどう答えるべき?

こんにちは、最近よくOB訪問みたいなことをしているあぶどぅるです。
家庭教師の延長というか、横展開活動とでもいいますか。

知り合いづてに、コンサル志望の方や興味ある学生の方に依頼され、会ってお話しすることがある感じですね。
内容としては、私の仕事内容のヒアリング、自己分析や志望動機の添削、模擬面接など。あとは、ESの添削やSPIの家庭教師なども行っていますね。

別にお金を取ってるとかではなく、自分の頭の体操がてら頼まれればやっている程度ですが、中々楽しいですよ?

他社の就職活動の状況を聞かれたらどう答えたら良いか?

さて、そんなOB訪問で、就活生の方にこんなことを尋ねられることがあります。
本日の本題ですね。

「他にどこを受けているか」「進捗状況はどうか」「志望度合はどうか」等。
よくある話です。

で、それに対して、どのように答えたら良いか。
逆に何を言ったらまずいか。

基本的には正直ベース

原則は、正直に答えるのが良いと考えています。受けている企業や進捗状況も。
いまどき「御社しか受けていません」でないと採らない会社もそうそう無いでしょう。

もちろん、「自分の就職活動の軸」のような質問がある場合、整合性が取れていないと不審がられるリスクはあるため、興味本位で受けている会社等は言わない方が賢明かもしれませんが。

志望度合だけはちょっと別

ただし、志望度合だけはちょっと異なるかなと考えています。

知り合いの人事に聞いた話ですが、会社によっては明確に「御社が第一志望です、と言わないと内定を出してはいけない」場合があります。
特に、現場ではなく、人事部が主導で採用を行っている場合に多いようですね。

まあ、会社としては内定辞退されれば当然困りますし、何より「学生を選別する上で、線引きしやすい」ポイントではありますよね。

人事部の気持ちになるのですよ

ここで、人事部の気持ちになって考えてみましょう。
「人は自分のメリットにならないことはしない」の理論ですね。

※前々回記事:家庭教師が子どもに信頼され、心を開いてもらう方法とは?を参照

人事部は、採用した人数や内定辞退、入ってからの活躍に責任を持ちます。
で、責任を問われた際に、「なぜその人を採ったか」について説明する必要があります。
もう少し言ってしまえば、「こんな理由でまっとうな採用を行ったけど、ダメだったんだよ」という言い訳をする必要があるわけです。

なので、ここで「志望度合の言質」やその他であれば「学歴」等、「採った理由が説明しやすい」という点が重要になってくるのです。

採用に限らなければ、皆さんも経験があるのではないでしょうか。「感覚的にはAの方が良いけど、Bの方が理由が説明しやすく上を説得しやすい」といったケースが。

上記のような理由から、(その企業に内定したい場合は)「志望度合」だけは「一番です」と言っておくのが良いかと思います。

※内定乱獲を推奨してるわけではありませんよ?

ちなみに、私は特に「あまり志望度の高くない企業の内定を採りまくる」というのを推奨しているわけではありません。
企業にも迷惑がかかる部分はありますからね。

ただ、「実際に複数内定をもらってからゆっくり吟味検討したい」「他の結果もまだわからない」という状況だと、「第一志望のみ受ける」というのが現実的ではないとも思っています。
そこで、学生が「会社の迷惑になるから」と遠慮するのは、それはそれで遠慮し過ぎ(自己犠牲が過ぎる)のではないかなーと思います。
ですので、ケースバイケースで相手の立場状況に鑑みた上で、発言内容を考えるのは問題ないんじゃないかなと思っています。

まあ、高い志望度のところから受けられるのが理想ではありますが。
新卒一括採用なんか無くなって、学生も通年採用になっちゃえばいいのにな・・・と思うばかりですね(=ω=)=3

では、本日はこのへんで。皆さん、よい週末を。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

あぶどぅる

家庭教師が子どもに信頼され、心を開いてもらう方法とは?

 こんばんは、最近エンジニア的な記事が多くなってしまっているあぶどぅるです。
 先日はこんな「バンドマン向け 音楽スタジオ検索ツール」とか作ってました。

 現在、「ノア」「ペンタ」「BassOnTop」「音楽館」「NODE」「GateWay」を登録済みです。あと、「現在地から近いスタジオ検索」機能とかもあったりします。
 良かったら、ブックマークしたり、使ったりしてみてくださいね♪

 音楽スタジオ検索ツール

 さて、本日の本題。家庭教師関連ですね。

どうやって、生徒と意思疎通を図るのか?

 よくこんな質問をされることがあります。特に、指導開始時や、信頼関係ができるまでの話ですね。
 しっかりと信頼関係ができないと、教師のアドバイスもあまり聞いてもらえず、指導効果も半減することかと思います。

家庭教師は、子どもの「味方」じゃないといけない

 で、この答えは割と明確にあると思っています。

 それは生徒に「味方だ」と思ってもらうこと。

「味方だと思ってもらう」とは「自分にメリットをもたらす人間」と認識されること

 別の言い方をすると「『こいつは自分にとってメリットのある相手だ』と思ってもらう」、ということですね。

 人はそれぞれ、モチベーションがあります。文字通り、「動機付け」ですね。

  • お母さんに褒められたい
  • 新しいことを学びたい知的好奇心
  • そもそも負けず嫌い
  • 早く終わらせてアニメを見たい
  • 勉強せず怒られるのが怖い

 

 全て「動機付け」です(各々の是非はまた別の議論として)。生徒は個々に色んな理由で勉強をしています。で、それを手伝ってくれる人には心を開いてくれます。

 単純な話で、

  • 新しいことを学びたい知的好奇心

 ⇒「この人は新しいことを教えてくれる」と思ってもらえばOK

  • 怒られるのが怖い

 ⇒「この人は怒られるのを回避する手伝いをしてくれる」と思ってもらえばOK

ということですね。

どうやれば、味方と思ってもらえるか?

 更に細分化すると、2つのやるべきことがあると考えます。

「わかってるな」と思わせる

 まずは、相手の「モノサシ」であるモチベーションの源泉を理解する必要があります。
 生徒を観察し、ヒアリングし、やる気のある時/無い時の違いを検討しながら、何を考え・何のために机に向かっているかを正確に理解する必要があります。

 また、理解するだけではなく、「『理解している』ということを生徒自身に認識させる」必要があります。これは、割と直接的に言っても良いかもしれません。
 僕は、カマかけ的に

  • 「おっ、早く終わらせてアニメ見たいか♪」とか
  • 「やっぱ、お母さん怒るの怖いよなー」

 
とか言いながら探ることもありますね。

 いずれにしても、生徒に「こいつ、わかってるな」と思わせる必要があります。

「その力がある」と示すこと

 で、「わかってるな」となった上で、その支援をする必要があります。
 ここで、下手に誤魔化しや嘘を使うのは禁物だと考えます。

 例えば、「早く終わらせてアニメ見たい」子の場合。必ずやるべきことは

  • お母さんと交渉し、教師の責任において勉強が終わったらアニメが見れるように段取りしておく
  • 生徒がちゃんと勉強したら、早めに終わってアニメが見れるよう進める

など。これが大事です。

 子ども相手だからと言って、その場しのぎなどして何も良いことはありません。約束したかどうかではなく、相手の期待に実際にこたえて「この人は味方だ」と思わせることが本質です。

 時には微妙に親御さんと生徒さんの仲介役となることもあるでしょう。ただ、そこを正直に真摯に。親御さんの意向も踏まえつつ、子供の願いもかなえる力。
 それが生徒との信頼を構築するのに不可欠かと思います。

人間はどういう時に「行動」するか

 まあ、色々書いてきましたが、人間は「自分のメリットになると感じる」ことしかしない。これに尽きるんですよね。

ただ、これって、家庭教師に限った話では全くないんですよね。「人を動かす」ということ全般に共通のことなんですよね。

 社長だろうと、経営企画だろうと、コンサルだろうと、バンドマンだろうと、子供だろうと。各自の中に、何かしらモノサシがあり、それに従い「メリットがある」方向に動くんです。

 だから、その「モノサシ」を把握し、プラスとなるような提案をする。それが人を動かす共通の方法じゃないかなーと思います。

 相手の「モノサシ」をつかむ力、磨いていきたいもんですね。

では、本日はこの辺で。今週もお疲れさまでした!!

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

あぶどぅる

家庭教師の選び方②~良い家庭教師を選ぶのに見るべき場所とは?~

この間の記事「塾と家庭教師、本質は大分異なるようですよ?~家庭教師の選び方①」の続き。
具体的に、どう家庭教師を測るか、どんな家庭教師の選び方が危険か、について。

前回の記事はこちら
家庭教師の選び方①をスライド化、全力で読み易くしたようですよ?

「良い家庭教師かどうか」を見極める具体的方法とは?

家庭教師の役割とは「生徒の状況を把握すること」(再掲)

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前回お話ししたように、家庭教師の役割は「生徒の状況を把握すること」「現在地をつかむこと」です。
決して、「現状把握を省いた、独自の指導方法」等ではありません。

指導後にヒアリングしよう!!

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であれば、もう単純に、「把握する・理解する」役割を果たせているかを確認するしかありません。
具体的には、ヒアリングですね。

指導後、「家庭教師が生徒のことをどれだけ理解しているか」を確認しましょう。
どんな形でも結構です。質問しましょう。

そして、それはできれば毎回行ってください。
良い家庭教師は、何度も指導を重ねるに従い、理解度の精度が上がっていきます。
逆に生徒について「型にはめた決めつけ」で指導を行っていた場合は、ボロが出てきます。

もちろん、ただイエスマンでは指導者として不適切です。「親御様のこうあってほしいという理想と、家庭教師の発言内容が近い」ことを求めないでくださいね。
親御さんの持っていない課題があれば、それを指摘するのも家庭教師の非常に大きな役割ですから。

「良くない家庭教師の選び方」とは?

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では逆に、どのような選び方が危険でしょうか。
よくあるケースはこのようなものかと考えます。

  1. 第一印象に引っ張られる

  2.  最初に面談した時の印象が良かったので、そのまま放置・・・というパターンですね。
     生徒についての「理解力」を、最初の面談で測るのは難しいと考えます。そのため、最初の面談で「良い」という評価を下すのは、ケースを問わず難しいかと考えます。

     逆に、最低限のコミュニケーション能力や人柄などが無い場合に「この人は無い」という評価を下すのは、十分あり得るとは思います。

  3. 知識が豊富で信用してしまう

  4.  受験や学校の動向等、知識が豊富で信用してしまうケースですね。これも、よくあるパターンかと思います。

     もちろん、最新の動向に気を配り、知識が豊富であるに越したことはないと思います。ただ、それイコール家庭教師の能力ではありません。
     正直、知識や情報であれば、いまやネットで収集も可能です。また、それ以上の情報であれば、塾や予備校には流石にかないません。

  5. 語らないから不安になる

  6.  「理解すること」に徹している教師に、不安を感じるというパターンですね。
     一番ありがちで、かつ、見極めが難しいところであると思います。

     即座に解決策・指導案を語ってくれる教師はやはり印象として安心しますよね。ただ、やはり危険であると自分は思います。
     一旦「聞く」「理解する」モードに入り、それから今後を考えることが、オーダーメイド指導である家庭教師のやり方であると考えます。
     オーダーメイドの服を拵える際、採寸をせずに、作りはじめられても困りますよね?

     もちろん、何も考えず「ふんふん」言ってるだけでないかの見極めは必要ですが・・・。

家庭教師の良し悪しは一発でわかるものなの?

一回で絶対的な判断は難しい

結局は一瞬での判断は難しく、親御さんが放置せず、家庭教師の良し悪しに常に気を配るしかないかと思います。
ただこれは、家庭教師に限りません。

そもそも教育環境は流動的で可変なもの

子どもの特性や状況など、小~高校の12年間、どこでもいくらでも変わります。
親御さん・学校・周りの友達・塾・家庭教師等、周辺環境が「どんな役割を担うべきか」「実際はどの程度果たしているか」を常にモニタリングすることが、ご子息・ご息女の環境を整えることに繋がるのではないかと思います。

では、本日はこの辺で。

2回にわたって長文をご覧頂き、本当にありがとうございました。

あぶどぅる

家庭教師の選び方①をコンサル流に読み易くするとどうなるか?

いつも見て頂いてありがとうございます、あぶどぅるです。
昨日の記事を見た友人に「内容は良い・・・が文字が多い!!」と言われてしまいました。

それはまずい。
確かに「考え方」等、知識面以外の内容が多くなるため、伝え方は大事ですな。

というわけで

コンサルらしくスライド化してみた

パワポでスライド化してみました。
それだけ見ても概要がわかるようであれば、忙しい人でも大丈夫ですね。
他のブログとの差別化要因にもなりますし。

ワードプレスでできないレベルの柔軟性はパワポで補完するスタイル。
内容自体は昨日の再掲ですが、是非見比べて、見やすさについてのご意見を頂けますと幸いです。

家庭教師ってどう選べばよいだろう?

キャプチャ1

知り合いに良く相談を受ける「家庭教師の選び方」についての第一回。
大きく3つの論点から考えてみようかなーと思います。

家庭教師の役割ってなんだろう?

キャプチャ2

まず「家庭教師の選び方」の前に。
僕自身大学入学以降10人くらい生徒を見させて頂き、今も現役で何人か支援させて頂いてますが。
よく親御さんに誤解されがちな「家庭教師の役割ってなんぞ?」から確認するのが良いかなーと思います。

家庭教師と塾の違い

キャプチャ5

勉強の支援をするものとしては、まず「塾」「学校」「家庭教師」「個別指導」等があげられますね。
(勿論、学校は勉強以外の役割も多くありますが、今回は勉強にフォーカスします)

各々の最も大きな仕事を一言で言うと、

  • 塾・学校は「教える」のが仕事
  • 家庭教師・個別指導は「(生徒を)理解する」のが仕事

だと考えています。

具体的にどういうことか。各々の役割について以下のように考えています。

塾・学校:
1. 「何を習得しなければいけないか(=カリキュラム・試験範囲・解答方法)」というゴールをしっかりと伝える
2. 他の学生との比較を含め、おおよその学力を測る
⇒カーナビで言うと、1.は「目的地を表示する」機能、2.は「ざっくりとした目的地までの距離を表示する」機能と言えるでしょう。

個別指導・家庭教師:
1. 「生徒が何で躓いているか」「何を思い考えているか」を詳細に把握する
⇒カーナビで言うと、超詳細な「現在地」を表示する機能と言えるでしょう。

特定の場所に行くためには、「まず、目的地がどこか(どれだけのことを最終的に学ばなければいけないか)」を把握することは必要ですが。
 それと同時に「現時点でどこにいるか(今の時点で何をどこまで理解しているか)」という生徒の状況を把握することが必要となります。

勿論家庭教師も、「教える」ことはありますが、飽くまで「判明した現在地から目的地へのルート」であり、その前に最も重要な仕事は「生徒の現状把握」だと考えています。
目的地を示されただけでみんなが行けるなら、電話帳で十分で、カーナビはいらないのです。
※勿論、塾でもチューターや個別指導が手厚かったりする場合もあり、一概には言えませんが・・・大きな役割からの分類として。

こんなとこですね。では次に

家庭教師とはどうあるべきか

キャプチャ3

さて。では、家庭教師がすべき「生徒のことを理解する」とは、具体的にどのようなイメージでしょうか。
そして、そのためにはどのような能力が必要でしょうか。

キャプチャ6

家庭教師のすべきこと。それは、まず生徒の状況を「ほぼ全て」把握することであると考えています。
「点数や学力、得意範囲」といった大雑把な把握ではなく

  • 改行の時にx^2をxに書き間違える癖がある
  • 水曜日は部活があるから、夕方は疲れて眠い
  • アニメの話を例えに使うと、非常に理解が早い
  • テストでは、前半は取ってくるが、後半は計算間違いが増える

など。

子どもの学習に影響を及ぼすものって、親御さんや部活だけに限らず周囲のほとんどだと思うんですよね。
影響を及ぼさないものは無いといってもよい程に。

「生徒周辺の勉強環境」など大きなところから「生徒の癖」など細かいところまで全てを把握し、生徒がより良い学生生活(社会人生活)を送ることができるよう、総合的に環境コンサルティングを行う存在。
それが家庭教師の目指すべき(少なくもあぶどぅるは目指したいと思っている)姿です。

学校の情報やテストの傾向変化、周りの子の状況など「外部環境」についての知見は、大手塾には正直敵いません。
ですが、生徒・ご家庭に関する「内部環境」については完全に把握し、塾等と協力して、目標に向かうことが必要だと考えます。

では、良い家庭教師/塾を選ぶには何に気を付ければ?

・・・といったところで次回に続きます

長くなりましたので、上記を踏まえたうえで「具体的に教育環境を整える上でどう考えたらよいか」についての考えは
(ニーズが少しでもあれば)次回の記事でお話しさせて頂ければなーと思います。

再度、長文お付き合い頂き、ありがとうございました。
昨日の記事より読みやすくなったか、等ご意見いただけますと幸いです♪

あぶどぅる

家庭教師の選び方①~塾と家庭教師、本質的な違いとは?~

エンジニア系の記事が続いていたので、今日は家庭教師側面から。
知り合いに良く相談を受ける「家庭教師の選び方」についての第一回。

さて、まず「家庭教師の選び方」の前に。
僕自身大学入学以降10人くらい生徒を見させて頂き、今も現役で何人か支援させて頂いてますが。
よく親御さんに誤解されがちな「家庭教師の役割ってなんぞ?」から確認するのが良いかなーと思います。

家庭教師の役割ってなんだろう?

家庭教師「(生徒を)理解する」のが仕事

勉強の支援をするものとしては、まず「塾」「学校」「家庭教師」「個別指導」等があげられますね。
(勿論、学校は勉強以外の役割も多くありますが、今回は勉強にフォーカスします)

各々の最も大きな仕事を一言で言うと、

  • 塾・学校は「教える」のが仕事
  • 家庭教師・個別指導は「(生徒を)理解する」のが仕事

だと考えています。

具体的にどういうことか。各々の役割について以下のように考えています。

塾・学校:
1. 「何を習得しなければいけないか(=カリキュラム・試験範囲・解答方法)」というゴールをしっかりと伝える
2. 他の学生との比較を含め、おおよその学力を測る
⇒カーナビで言うと、1.は「目的地を表示する」機能、2.は「ざっくりとした目的地までの距離を表示する」機能と言えるでしょう。

個別指導・家庭教師:
1. 「生徒が何で躓いているか」「何を思い考えているか」を詳細に把握する
⇒カーナビで言うと、超詳細な「現在地」を表示する機能と言えるでしょう。

特定の場所に行くためには、「まず、目的地がどこか(どれだけのことを最終的に学ばなければいけないか)」を把握することは必要ですが。
 それと同時に「現時点でどこにいるか(今の時点で何をどこまで理解しているか)」という生徒の状況を把握することが必要となります。

勿論家庭教師も、「教える」ことはありますが、飽くまで「判明した現在地から目的地へのルート」であり、その前に最も重要な仕事は「生徒の現状把握」だと考えています。
目的地を示されただけでみんなが行けるなら、電話帳で十分で、カーナビはいらないのです。
※勿論、塾でもチューターや個別指導が手厚かったりする場合もあり、一概には言えませんが・・・大きな役割からの分類として。

家庭教師とはどうあるべきか

さて。では、家庭教師がすべき「生徒のことを理解する」とは、具体的にどのようなイメージでしょうか。

家庭教師のすべきこと。それは、まず生徒の状況を「ほぼ全て」把握することであると考えています。
「点数や学力、得意範囲」といった大雑把な把握ではなく

  • 改行の時にx^2をxに書き間違える癖がある
  • 水曜日は部活があるから、夕方は疲れて眠い
  • アニメの話を例えに使うと、非常に理解が早い
  • テストでは、前半は取ってくるが、後半は計算間違いが増える

など。

子どもの学習に影響を及ぼすものって、親御さんや部活だけに限らず周囲のほとんどだと思うんですよね。
影響を及ぼさないものは無いといってもよい程に。

「生徒周辺の勉強環境」など大きなところから「生徒の癖」など細かいところまで全てを把握し、生徒がより良い学生生活(社会人生活)を送ることができるよう、総合的に環境コンサルティングを行う存在。
それが家庭教師の目指すべき(少なくもあぶどぅるは目指したいと思っている)姿です。

学校の情報やテストの傾向変化、周りの子の状況など「外部環境」についての知見は、大手塾には正直敵いません。
ですが、生徒・ご家庭に関する「内部環境」については完全に把握し、塾等と協力して、目標に向かうことが必要だと考えます。

では、良い家庭教師/塾を選ぶには何に気を付ければ?

・・・といったところで次回に続きます

長くなりましたので、上記を踏まえたうえで「具体的に教育環境を整える上でどう考えたらよいか」についての考えは
(ニーズが少しでもあれば)次回の記事でお話しさせて頂ければなーと思います。

長文お付き合い頂き、ありがとうございました。
旅行されている方もいらっしゃるかとも思いますが、怪我無き連休を♪

あぶどぅる